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 ▼アンドロイド演劇『さようなら』  GPM 10/11/13(土) 0:42
   ┗Re:アンドロイド演劇『さようなら』  すみちゃん 10/11/14(日) 1:58

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 ■題名 : アンドロイド演劇『さようなら』
 ■名前 : GPM <gpm@cts.ne.jp>
 ■日付 : 10/11/13(土) 0:42
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   秋に「あいちトリエンナーレ」で上演されたアンドロイド演劇『さようなら』が、現在池袋で開催中の舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー」で上演されました。
http://festival-tokyo.jp/program/android/

ネットでチケット予約しましたが、上演日前に予約は終了で、当日は当日券販売を待つ人の列も多く盛況だったです。
私は11/10の16時の回を見ましたが、受付待ち中に『平田オリザ+石黒浩教授のアフタートーク開催』のチラシが入り口に貼り出されて「おぉー!」と。
急遽その回だけ開催が決まったということで非常にラッキーでした(^-^)
観客は女性や年配の方が結構多かったです。
この方たちは「平田オリザ」「劇団青年団」ということで来場されたんじゃないかなぁ。
男性は学生から一般の方で、こちらは「ジェミノイドF」が目当てというのが多かったんじゃないでしょか(笑)

会場は「あうるすぽっと」…の劇場内ではなくて、エントランス入ったところのロビースペース!(ホワイエという名称)
そこに仮設のステージと仮設の雛壇客席ができてました。
前から2列目で見ましたのでジェミノイドFが間近で見られました。
近くで見たせいもあってか、思ったほど「人間らしさ」は感じませんでした。
口の動きや体の動きにぎこちなさをかなり感じました。
作品的にも物足りなかったかなぁと(^^ゞ

でもアフタートークでお二人の話を聞いて非常に納得。
アンドロイド演劇やロボット演劇は現状は始まったばかりのモノで現在進行形であると。
ジェミノイドの動きもどんどん進化していくし、何より「演劇」は人が演じるモノだという概念を打ち破るものになっていくだろうと。
お二人は今後の展開も色々考えていて、ジェミノイドは遠隔操作なので複数体あれば別々の場所(NYとかパリかロンドンとか)で同時に上演することも可能だとか、相手となる人がジェミノイドを操作した動きを事前にメモリしておいて実際の舞台で人と(その人の分身の)ジェミノイドとが共演するなんてことも可能になるetc.
そのうちジェミノイドとwakamaruを一緒に出演させたいとも言ってました。
お二人の話でアンドロイド演劇、ロボット演劇の可能性が非常に感じられました。
アフタートークが聞けて良かったです(^-^)

動きにぎこちなさは残りますが、ジェミノイドの完成度は素晴らしいです。
間近でじっと見ていても違和感は感じませんでした。
人間からちょこっと外しているHRP-4Cとは違ったロボットですね。
声は後ろに設置してあるスピーカから出してましたが、ジェミノイド本体からはケーブル3本(それほど太くない)が接続されているだけで、上演中も全く目立つことなくパッと見、人が座ってると思えます。
これまたこれからに期待ですねぇ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:アンドロイド演劇『さようなら』  ■名前 : すみちゃん <sumiyo-i@orion.ocn.ne.jp>  ■日付 : 10/11/14(日) 1:58  -------------------------------------------------------------------------
   ▼GPMさん:
>秋に「あいちトリエンナーレ」で上演されたアンドロイド演劇『さようなら』が、現在池袋で開催中の舞台芸術の祭典「フェスティバル/トーキョー」で上演されました。
>
平田オリザ&石黒教授のチームは、これまで「wakamaru」を使っての演劇上演を大阪でしてましたね。
今回は「ジェミノイドF」とのことで、「あいちトリエンナーレ」公演のものは朝日新聞西部版にも劇評が出ていました。
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201010280277.html

>私は11/10の16時の回を見ましたが、受付待ち中に『平田オリザ+石黒浩教授のアフタートーク開催』のチラシが入り口に貼り出されて「おぉー!」と。
>急遽その回だけ開催が決まったということで非常にラッキーでした(^-^)
>
平田オリザ主催の青年団の公演は、北九州でも何度か開催されたので観た事がありますが、セリフのやり取りを重視した、日常を切り取る作品が多いですよね。
セリフ重視ということで、ロボットたちも演じやすいでしょうか。

>前から2列目で見ましたのでジェミノイドFが間近で見られました。
>近くで見たせいもあってか、思ったほど「人間らしさ」は感じませんでした。
>口の動きや体の動きにぎこちなさをかなり感じました。
>作品的にも物足りなかったかなぁと(^^ゞ
>
20分間では、見せ場を作るのもなかなか難しかったのではないかと思いますが、短編を読むような感じでしょうかねぇ?
「HRP-4C」はヒトよりも少し人形のように、ということでしたが、「ジェミノイド」は”人間そっくり”に作りこみたいということでしたよね。
なかなか難しそうですね。

>でもアフタートークでお二人の話を聞いて非常に納得。
>アンドロイド演劇やロボット演劇は現状は始まったばかりのモノで現在進行形であると。
>ジェミノイドの動きもどんどん進化していくし、何より「演劇」は人が演じるモノだという概念を打ち破るものになっていくだろうと。
>お二人は今後の展開も色々考えていて、ジェミノイドは遠隔操作なので複数体あれば別々の場所(NYとかパリかロンドンとか)で同時に上演することも可能だとか、相手となる人がジェミノイドを操作した動きを事前にメモリしておいて実際の舞台で人と(その人の分身の)ジェミノイドとが共演するなんてことも可能になるetc.

遠隔操作はいろいろ制限されるけれど、これまでとはまったく違う視点で活用できるということですね。
こういうのは、やはりネット環境が進化したからですね。
そのうち、ロボット俳優という”専門職”もでてくるでしょうか(^-^)

>そのうちジェミノイドとwakamaruを一緒に出演させたいとも言ってました。
>お二人の話でアンドロイド演劇、ロボット演劇の可能性が非常に感じられました。
>アフタートークが聞けて良かったです(^-^)
>
平日の公演しかなかったようですが、観られた人の印象はどうだったでしょうね。
公演しか観られなかった人は、期待度によって印象が変わるでしょうねぇ。

>動きにぎこちなさは残りますが、ジェミノイドの完成度は素晴らしいです。
>間近でじっと見ていても違和感は感じませんでした。
>人間からちょこっと外しているHRP-4Cとは違ったロボットですね。
>声は後ろに設置してあるスピーカから出してましたが、ジェミノイド本体からはケーブル3本(それほど太くない)が接続されているだけで、上演中も全く目立つことなくパッと見、人が座ってると思えます。
>これまたこれからに期待ですねぇ。

「ジェミノイド」、”不気味の谷”はとうに越えて新しい階段を着実に昇っているんですね(^-^)
ロボット演劇公演、あちこちで開催されるといいのになぁ。

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